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高尿酸血症とは?

尿酸とは“プリン体”という物質が代謝され老廃物になったものです。プリン体はエネルギー源や核酸(DNAやRNAなど)の成分として重要ですが、その役割を終えると尿酸へと代謝され体外に排泄されます。食事からのプリン体の摂取量が多かったり、尿酸がうまく外に排泄されないと、血液中の尿酸が増え“高尿酸血症”となります。具体的には尿酸値が7㎎/dL を超えた状態のことです。

 高尿酸血症による弊害

高尿酸血症が継続すると腎臓にダメージが加わり慢性腎臓病の原因になります。糖尿病や高血圧、脂質異常症も腎障害の原因となるため、この高尿酸血症と合併することで腎障害の進行速度が早まります。

また尿酸値が急激に変化すると“痛風発作”の原因となります。これは尿酸が関節に沈着することで発症し、腫れと激痛を伴います。手足の先や肘、膝などに起きやすく、一番多いのは足の親指の付け根です。発作は1~2週間程度で改善しますが、高尿酸血症の治療を行わないと何度でも発作を繰り返します。

高尿酸血症の治療

尿酸を下げるためにもやはり生活習慣の改善が必要です。具体的には以下の5項目が大切です。

  1. 食べすぎに注意し体重を落とす→適正カロリーを守り、プリン体の多い食べ物を過剰摂取しない(レバーや魚の干物など)                                                         
  2. アルコールの摂取はほどほどに→ビールなら500ml、ワインならグラス1杯、日本酒なら1合程度
  3. 十分な水分補給→尿酸を水と一緒に尿として排出する。心不全などによる水分制限がなければ1日2リットル程度
  4. 適度な有酸素運動→ウォーキングなどを推奨。激しいスポーツなどは逆にエネルギーの燃えカスである尿酸を上げてしまう
  5. ストレスの解消→できればノンビリとリラックスotyawonomu-w

どれも当たり前のことなのですが、この“当たり前”を生活習慣としていただくことが何よりの治療となります。改善のない場合は薬物治療が開始を検討させていただきます。

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