しゃっくりを止めたくて・・・
[2019.05.10]なぞなぞです。
『100回すると死んでしまうモノ、なーんだ』
……GW開け早々に物騒な話をして申し訳ありません。こんにちは、くらしの杜クリニックの看護師のタマちゃんです。
迷信の一つですが、答えは皆さんご存知の『しゃっくり』です。実際に100回しゃっくりをしたからと言って命を落とすことはよほどございませんのでご安心ください。何でしたら、海外では68年間しゃっくりをし続けた男性もいらっしゃったようです。
何故しゃっくりの話なのかと言いますと……実は私、かなり個性的なしゃっくりの音が鳴る体質なんです。「潰れた犬のような」と表現されるような、高く笛のような音なので非常に目立ちます。
さて、そのしゃっくりですが。先日、出勤してから止まらなくなってとても困まってしまったのです。
このまま患者さんに対応するなんてとてもじゃないですが難しいです。穏やかな院内の空間が一変、『笑ってはいけないクリニック24時』になってしまいます。
息を止める、水を飲むなどの対処法を試してみましたが一向に止まりません。
そこで、ふと思いつきました。
タマ「中根先生、しゃっくりを止めるツボってありますか?」
当院の先生は漢方薬をはじめとし、鍼灸などの東洋医学的な診療もされてきた経歴がある方です。
もしかしたらしゃっくりを止めるツボがあるかもしれない……!!
中根先生「ありますよ」
(・▽・)ありました!!
膈兪(かくゆ)というツボです。肩甲骨(背中側にある、肩の逆三角形の骨)の下のラインで、背骨から指2本分外側にあります。
私の場合はツボを押してもらっているうちにしゃっくりがぴたりと止まりました。体質に合っていたのかもしれません。
もし私のようにしゃっくりが出て困ったときには試してみてください。
体の柔らかい女性なら何とか自分で押せるくらいの位置なので、少々自分では押しにくいかもしれません。
本来はうつ伏せに寝て誰かに踏んでもらうのが一番効くそうですが、柱の角などに背中を押し当てるようにしても、ツボを刺激することができるそうです。
もし興味が向きましたら、暮らしの杜クリニックの待合室には東洋医学に関する本も置いてありますので、どうぞお手に取ってみてください。